2002年4月 |
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御蔵島ドルフィンツアー 2002年版 03年5月-8月 03年8月-10月 04年4月-7月 04年8月-10月 '03年12月 SAIPAN |
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ナガレモエビ、オルトマンワラエビ |
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今日は北風びゅうびゅう!東伊豆はかなりヤバそう。
ということで大瀬の様子を聞いてみると「大瀬祭り?」とやらで午前中は潜水禁止(>_<)とのこと。
漁師さん達のお祭りだそうで化粧した漁師さん達が船の上で踊ったりするらしい。
それはそれで見てみたい気もしたのだが、やっぱりダイビングしなくっちゃ!
ということで久々にはるばる安良里へと進路を取る。
今日のお客様はまたまたマンツーマンになってしまった三木さん。
突然平日にお休みが取れたそうで、すかさず潜りに来てくれた。
安良里・黄金崎公園 エントリー風景
ず〜っと風邪をひいていて今日は病み上がりである。
風邪が長引くと海へ潜らないと治らない。みなさんにはオススメ出来ないが、風邪には海!?
潜ると治ってしまうという脈絡のないヘンな条件反射が身についてしまっているのだ。
で、今日も張り切って潜ることに....。
しかし、いきなりのトラブル。カンジンのガイド(私)が耳が抜けなくて潜れないのだ(>_<)
ただの風邪ならへーきなのだが鼻にくる風邪はやっぱりダメらしい。身体は正直だ。
仕方なく潜降ロープをつかって講習生のようにゆっくり耳抜きをしながら潜降。トホホ...だがなんとか無事成功。
ちなみに浮上時には「リバースブロック」に(;_;)
浮上時に水圧の低下によって耳腔内の空気が膨張して鼓膜を外側に圧迫する現象である。
耳が抜けにくい時に無理矢理潜ったりすると現れる症状なのだ。教科書どおり起こってしまった。
こうなると耳の中で「きゅ〜ん、ちぃ〜ん、きゅきゅきゅきゅきゅ〜、じじじじ、がさぼそばそ、ちゅ〜ん」
となるまでゆっくりゆっくり上がってくるしか手がない。三木さんお待たせしてスミマセンでした。
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東伊豆の水温は14℃。
なのに安良里はなんと18℃!!海へ顔をつけた途端に「う、あったかい」とうれしくなる。
もうウエットで潜れるじゃん(?_?)え?位のあったかさで実際にウエットで潜っている人も何人かいる。
若干のうねりが入っていて透明度は10〜15m。コンディションはまあまあ。
この水温につられてか安良里にはなななんと「ネジリンボウ」!!!!が、登場している。
という現地からの情報にもかかわらずあんまり信用していなかったのだが「本当!」だった。
今日確認できたのはペアで2個体と単独で1個体。日によって出たりひっこんだりしてるらしい。
本当にいた「ネジリンボウ」
(三木さん撮影)
え?「ねじりんぼー」って季節来遊魚だったんじゃ??????
ネジリンボウは本来「季節来遊魚」で9月〜10月頃に暖かい潮に乗って伊豆近海に流れ着くのが普通である。
そのあと水温が低くなると寒さに耐えきれずに姿を消してしまうのだが、今ココにちゃんといる????
これは奇跡的に不思議なことなのだ。
う〜〜〜〜ん???さあみなさんどうしてでしょう???わかる人〜(^_^?
場所は去年の秋にいたところとまるっきり同じなので「冬眠?」していたのだろうか??????
って冬眠すんのか???サカナって???
ではここで「オサカナの冬眠?」について豆知識コーナーです。
「はごろもマリンサービス」の赤堀先生にご意見をうかがってきました。
どうやらこういうことらしいです。
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ハゼ類には時たま見られる現象なのですが、
水温が下がってくると活動が鈍くなる
→共生しているエビも活動が鈍くなって穴堀りをサボるようになる
→巣穴がふさがりがちで出入りが不自由になる
→巣穴の中に閉じこもりがちになってじっとしているので人目に触れなくなる
→冬眠しているわけではないのだがそれに近いような状態(エビも一緒)
(個体によってそのまま死んでしまう者もあれば巣穴の中で繁殖するヤツもいる)
→だんだん暖かくなるとエビも活動を始め外に出やすくなる
→その日の水温によって出たり出なかったり
→水温が安定してくると活動が活発になり人目に触れるようになる。
→晴れて越冬完了!めでたしめでたし(^_^)
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ということでまた水温が下がったりしなければ安良里のネジリンボウもこのままスクスク育ってくれるだろう。
そういえばクマノミなんかも冬場はイソギンチャクの中にもぐりこんでぐったりしている。
パッと見はいないけどたまにフッと姿が見えたりする。
富戸のミツボシクロスズメたちも実はイソギンの中に隠れててそのうちゴソっと出てきたりして???
まあ、みんなの元気な姿が見られるのを楽しみにしておこう。
ビーチの浅瀬に「トビエイ」も登場! これは珍しい「ナガレモエビ」(1.5cm位)
チビッコだった。(三木さん撮影) 図鑑で見るのと全然違うのだ
定番のオルトマンワラエビ ミノカサゴものんびり ウツボが出てきてこんにちは
そんなわけで海の中でもいろんなドラマが起こっているのである(@_@)
年間を通じて潜ると季節の移り変わりを楽しめて、いろんな事がわかるようになってくる。
年間を通じている生物、特定の季節だけでしか見られない生物、めったに見られない生物、奇跡的に遭遇する生物。
是非一年を通じて潜って色んな楽しみを発見してみよう!
水温が暖かくて見モノがいっぱいなればついつい長居をしてしまうダイブキッズ。
ひさびさの60分2本勝負であった。ごっきげーん!!
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アメフラシ大乱交、ヤリイカ軍団 |
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お客様は久々のナナちゃん。
仕事が強烈に忙しいのと引っ越しが重なって
去年の12月から潜れなかったウサばらし?
の初潜りなのだ。
今日の大瀬は「すっげーキレイ!」
風はやっぱり強くて「外海」は潜れなかったのだが「湾内」で透明度は15〜20m!
「春の濁り」ってどこ???って感じで、湾内でこれだけ見えるともう水面から湾内の地形がぜ〜んぶ
(じゃないけど)見えてしまう!
ひさびさのコンパスなしナビでバイクだろうが魚礁だろうが丸見え!サカナたちも丸見え!
もしかして1〜2月頃にちょこっと濁ったのが今年の「春濁り」で今年はこのままどんどんキレイになるんじゃ?
水温は安良里よりちょっと少なめで17℃。
それにしても東伊豆と較べるとあったかい!
コンディションもベタナギでお天気もポッカポカ。富士山もクッキリである!
今日の当たり!は「ミズタマウミウシ」
透き通ったボディーに黄色と黒の点々が
とってもキュートなかっわいいー宝石の
ようなウミウシである!
多分今の時期しか見れない貴重品。
発見者はナナちゃん!ぱちぱちぱちっ!!
海の中は春爛漫!
只今アメフラシが大繁殖中。
そこらじゅうラブラブで卵もそこらじゅうで
大変なことになっている。
湾内のいたるところをのしのし歩いていて
なんだか遠足の小学生の中にまぎれこんで
しまったような気持ちになってくる。
←アメフラシとマロングラッセの上に乗っている?卵
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アオリイカ群れ、ハタタテダイ? |
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バーベキュー大会! |
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東伊豆は荒れ模様。大瀬はベタナギ絶好調! |
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低気圧の影響でちょっと荒れ気味の江ノ浦 |
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御蔵島ドルフィンツアー 2002年版 03年5月-8月 03年8月-10月 04年4月-7月 04年8月-10月 '03年12月 SAIPAN |
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大船駅西口まん前徒歩1分 営業時間:11:00〜20:30 火曜日定休 (ツアー・スクールは毎日可) 〒247-0072 鎌倉市岡本1-2-35 大船プラザ2−D TEL:0467-40-1540 FAX:0467-40-1560 携帯:090-2153-3798 e-mail:dive@kids.email.ne.jp i-mode:dive.kids.since-01@docomo.ne.jp |